はじめまして
元アニメオタクのゆるり(@yuruten10)と申します。
グッズ集め、イベント参加による散財の果て、家計をスッカラカンにした私。
『推しを愛でるのが生きがい』だったわけですが、現在は卒オタを果たせました。
この記事では私のオタクにハマったキッカケから、オタ抜けへの流れ、そして現在をまとめました。
【卒オタ女子】すべての始まりは7人のプリンスだった。
私のオタクへの入り口は「某プリンス様」でした。
アニメ1期が始まったのが出会い。
姉に「超いいアニメがある!」と勧められたのがキッカケでした。
キャラクターのビジュアルや個性、そしてなにより声優さんの歌声に、私は心奪われてしまったのです。
【卒オタ女子】散財の始まり。終わりなきグッズ沼にハマる
某プリンス様にハマり、Twitterを開設。
同志と出会いもあり、コンテンツ熱がどんどん加速していきました。
そして「推しを推したい!」「わたしは〇〇担だ!」と主張したい。
そんな思いでグッズ集めを開始。
その頃某プリンス様はアニメの追い風もあり、次から次へグッズ展開していたので、情報を逃さぬよう、Twitterを常に監視。
出るたびに購入。
「予備も必要」と同じものを複数購入。
購入購入・・・
散財が止まらなくなりました。
【卒オタ女子】イベント参加を機に、ますますハマる
散財が止まらない日々でしたが、その時はとにかく必至。
「今を生きてる!」という実感すら感じていました。
とんでもない倍率のライブを当てたり、声優さんの出るイベントに行ったり、コラボカフェや期間限定ショップに行ったり…。
同志と共に、本当に充実した毎日。
……(金欠をのぞけば。。)
イベントに行けばみんな痛バを持っていて、私も後れを取るわけにはいかないし、「推してます!」をみんなの前で最大限にアピールしたい!
追っかけジャンルも某プリンス様・ドSヴァンパイア兄弟・声優バンドと増えていました。
金欠続きでしたが、当時は「生きている!」という楽しさの方が断然勝っていました。
【卒オタ女子】気付けば生活費にまで手を出していた。
そんな生活をしている一方、私は当時1児の母。
twitterで知り合った同志と言うのも、みなオタママさん。
推しの話をしつつも、子育ての話も出来て本当に私の支えでした。
そんな中「みんな買う」と言ったグッズは、買わないと置いていかれてしまう…。
気付けばそんな謎の強迫観念で「内心要らないかも」と思ったグッズも、おそろい感覚で買っていることに薄々気付き始めました。
そもそも自分のおこづかいなんてないのに、生活費を極限まで削ってグッズ購入やイベント参加に充てていたんです。
推している熱量は同じでも、財力は違う!
そう気づいたときから、少し現実が見えてきたのかもしれません。
【オタ卒女子】管理しきれないグッズを見て、虚しさがよぎるように…
たくさんのグッズを買い漁る日々でしたが、ふと押し入れに目をやると管理しきれないグッズたちが段ボールに押し込められている。
綺麗に飾れればいいけれど、そんなセンスもないし…。
そもそもこの量、どうやって飾ればいいのかわからない。
イベント時しか出番のない缶バッジや、絶対着ないキャラクターTシャツやライブTシャツ…。
あんなに楽しく集めていたグッズなのに、少しずつ目を背けるようになっていました。
【オタ卒女子】現実と向き合う決心!決定打は引っ越し
オタクとはいえ、実生活があるわけで…。
子供が幼稚園に上がったのをきっかけに、引っ越しを考えるようになった私。
…と言うのも、当時とんでもなくボロいアパートに居住。
今後、子供が「友達と遊びたい」と言っても、このままでは絶対呼べない。
引っ越しと言う新しい目標が出来たのを機に、早朝のアルバイトを始めお金を貯めることにしました。
「あの時あんなにグッズ買わなきゃよかった…」
「あそこで溶かしたお金が今あれば…」そんな思いに何度もぶつかりました。
結局、お金が貯まる前にいい物件が見つかり、親に借金。
何も知らない親にまで迷惑をかけてしまう結果になり、情けなさに心が痛みました。
【卒オタ女子】グッズを手放す!結局他人からの評価何てこんなもの。値が付かない!
引っ越しも決まり、家の片づけをするのを機にグッズの整理をする決意を固めました。
手元に残すのは厳選したもののみ!
後は全て売って「新しい家具を買う足しにしよう」と思い、買い取り店に行きましたが…
そこで現実を突きつけられましたね…。
全然値段が付かねーーーー!!!
あんなに苦労して集めたのに?!
こんなにたくさんあるのに?!
それしか値段付かないの?!
ディズニーの大きなお土産用ビニールバッグを2個分持って行ったのに、手元に来たのは1万円にも満たない金額。
それなりの覚悟で臨んだわけですが、想像の半分も満たない値段にしかならず。
玉砕。
モノによっては値段すらつかない。
苦労して回して当てた缶バッチも、1個数十円…。
価値があると思ったものも、他人の手に渡ればこんなものか。
今までグッズ集めにかけていたお金や時間が、こんな形で評価されたのはショックだったけど、これがグッズ厨から抜け出す良いキッカケになりました。
【卒オタ女子】オタクデトックス開始!勇気を出して情報遮断
引っ越しとグッズを売りに行ったのを機に、憑き物が落ちたようにオタクデトックスが進んでいきました。
あんなに執着していたグッズ集めですが、新情報が出ても、感覚的に一歩離れたところから見れるようになっていました。
そしてふと「twitter閉じようかな…」と思ったんです。
新しいグッズ情報、熱量高めなフォロワーさん…。
今まで同じラインにいた人たちから、どんどんと後れを取っている現実。
でもグッズ情報に左右されなくなってから、時の流れがゆっくりに感じて「これも悪くないな」と思ったんです。
でもせっかく知り合えた仲間もいるし…と言う迷いもあったので、結局オタアカウントは消さず。
新しくアカウントを作り、そちらに身を置くことにしました。
【卒オタ女子】時の流れ。同志もそれぞれの生活へ
結局、時は流れ、移ろいゆくのです。
オタク真っ盛りだった5年前。
あんなに毎日一緒に語っていた同志も、気付けば主戦場が変わったり、全く連絡がつかなくなったり…。
今現在、アカウントが動いているのは、たった1人。
私も今は見る専で、滅多につぶやきません。
みんなそれぞれの生活を営んでいる。
少し寂しい感じもしますが、これが正しい時の流れなのです。
【卒オタ女子】今ではいい思い出!毎日が楽しかった!…そして今。
たくさんの反省点がある私のオタク生活ですが、振り返ってみると、やっぱり「楽しかったなぁ…」って思いが強いです。
もちろん、散財したことにかなり後悔はありますが、それでもあの時の自分は輝いていた!
そして現在。
完全に足を洗ったオタク生活でしたが、ゆる~くヒップホップ界隈のコンテンツを推しております。
でも、オタクという程でもなく。
グッズは最小限の立体もの。
ソシャゲはハマりすぎるから手は付けない。
自分なりに上手に距離を保って、物欲をコントロール。
ゆるく…非常にゆるく推し活を楽しんでいます。
【卒オタ女子】このブログで伝えたいこと。自分のペースで推し活をたのしむ大切さ
このブログで伝えたいことは、
上手に最前線からフェードアウトして、自分のペースで推し活をしよう!
と言うこと。
私のように家族にまで迷惑をかけて推し活をするのは、健全じゃないです。
コンテンツも煽るように色々と愛を試してきますが、それに踊らされない。
「コンテンツ存続の為に!」と思うのがオタクの性ですが、あなたの生活を犠牲にすることまで望んでいないし、運営はあなたが破産しようとお構いなしです。
どうか自分のペースを見つけて下さい。
- グッズとの付き合い方
- 上手にフェードアウトする方法
- 自分の『推しスタイル発見』の手助け
私の失敗と成功の経験談と共に、伝えていこうと思います。
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