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森岡毅が回復させた企業やテーマパークはどこ?USJ以外にも大手が多数!

森岡毅が回復させた企業やテーマパークはどこ?USJ以外にも大手が多数!

日本を代表するマーケターである森岡 毅さん。

企業の悪化した業績をV字回復させることで、とても有名な方です。

最近ではテレビ出演も増え、森岡さんが「どのような功績を残してきたのか?」気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか!

この記事では森岡毅さんや、森岡さんが設立した「株式会社 刀」が携わり、業績を回復させた企業やテーマパークを一挙に紹介します。

誰もが知る企業やテーマパークばかりですよ!

目次

森岡毅が回復させた企業1:USJ

森岡毅さんの一番大きな功績とされるのがUSJの立て直しです。

2010年6月に当時のUSJのCEOからヘッドハンティングされ、入社しました。

そこで『三段ロケット構想』という戦略をたて、集客の巻き返しを図ります。

  • USJの弱点であったファミリー層の集客を強みに変える
  • 集客の関西依存体質からの脱却
  • 効率的にテーマパークを経営するノウハウで新パークを日本全国やアジアへ多拠点展開する

この構想のもと、森岡毅さんは2017年までUSJの再開発に尽力。

入社当時730万人台だった来場者を、倍の1,460万人にまで伸ばしました!

そして森岡さんが在籍時に新しく作ったエリアやイベント、リニューアルした乗り物などは、現在もUSJの代表的なものとなっています。

  • ユニバーサルワンダーランド
  • ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
  • ハロウィン・ホラーナイト
  • ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター

アニメやゲームとのコラボもヒットしていますね!

また、退職した後もUSJは新しくスーパー・ニンテンドー・ワールドを作るなど、日本のみならず、世界中からの観光客の誘致にも成功!

USJは森岡さんの経営ノウハウを活かし、現在も業績を伸ばしています。

\現在ハロウィン・ホラーナイト実施中/

森岡毅が回復させた企業2:丸亀製麺

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森岡さんは2019年に、森岡さんが設立した「株式会社 刀」と丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスと協業を発表。

当時、丸亀製麺は外食市場全体の減少の中、飽和状態の店舗展開や他社との競合の激化で伸び悩んでいました。

そこに森岡さん率いる「株式会社 刀」の協力を得たことで、立て直しに成功!

何をしたの?

森岡さんは主に、丸亀製麺のブランド力をあげました。

「お店でしか食べられないうどんがある」ということを、CMや店頭でのポスターなどで、広くアピール!

そのほかにもうどんを注文してから食べるまでのオペレーションの改善などで「出来立ての感動」を届けるとともに、回転率や売り上げ向上にもつなげました。

またうどんは日本食の代表の一つということに注目。

2011年に海外進出を果たしていましたが、さらなる拡大も狙っていくようです!

2024年6月末時点で、海外の店舗数は9か国と地域に271店舗展開しています。

森岡毅が回復させた企業3:ネスタリゾート神戸(旧グリーンピア三木)

森岡毅さんはネスタリゾート神戸(元のグリーンピア三木)の立て直しに2018年から携わっています。

グリーンピアは元々年金福祉事業が設置した保養所で「不適切な年金の使い方」ということで批判を受け、2005年までに全国の施設が売却されました。

元々赤字続きだったグリーンピア三木は、延田エンタープライズへ経営権がわたり、2016年にネスタリゾート神戸として再オープンしましたが、業績が伸びず「株式会社 刀」の助けを得ることにしました。

元はホテルやプールのあるリゾート施設だったそうですが、それ以外には自然しかなく、これといった観光資源や売りがなかったそうです。

しかしここに目をつけ、アウトドアの冒険パークとして再生を図ることに!

  • ワイルドな山道を走ることができる
    「ワイルド・バギー」
  • 動物との触れ合いができる
    「アニマル・フレンド」
  • 池をカヌーで渡る
    「ワイルド・カヌー」
  • ジップラインで空を駆ける
    「スカイ・イーグル」
  • 透明な球体で丘を転がり落ちる
    「キャニオンドロップ」  など

限られた資金の中で、大自然を活かしたアクティビティを展開!

コロナ禍でレジャーが厳しい時期でも、業績を黒字に好転させました。

その後オーナーから経営権の譲渡を打診され「株式会社 刀」は、不動産事業を手がける「サムティ」と新会社を設立。

お互いの得意分野を活かした経営で、この場所を「アウトドアの聖地にしたい」と構想を立てているようです。

\大自然のテーマパーク/

森岡毅が回復させた企業4:西武園ゆうえんち

西武園ゆうえんちは2021年にリニューアルをしていますが、ここにも森岡毅さんが関わっています!

リニューアルにかけた金額は100億円!

これは金額的に大きく見えますが‥

USJの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」には600億円かかっています。

そのことを考えると、パーク全体リニューアルにかけられる予算が100億円というのは、かなり低い金額ということがわかりますね。

この限られた資金の中で「株式会社 刀」はリニューアルのコンセプトを『昭和』に!

「心あたたまる幸福感」をテーマに昭和の世界観を作り上げました。

パーク入り口から昭和レトロな雰囲気を出すことで、西武ゆうえんちの70年の歴史や乗り物を無駄にすることなく、活かす事に成功しました。

入園と同時に「昭和」という色眼鏡をかけさせられた入園者は、大昔からある大観覧車や展望塔を見ても、まるで違和感を覚えることがない。パーク全体が変身したような錯覚に陥る。

「昭和」というコンセプトがある以上、これらのアトラクションがどんなに古びようともマイナスには働かない。経年劣化という「いい味」を醸し出しているに過ぎないのだ。

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発想の転換が天才すぎる!

一時は年間40万人以下にまで減っていた来場者でしたが、数年後には最盛期以上の集客が見込めているそうです!

\西武園ゆうえんち/

森岡毅が回復させた企業5:ハウステンボス

2022年、ハウステンボスがHISから、香港のアジア最大級の投資会社「PAG」に移りました。

そこでコロナで売り上げが落ちてしまったハウステンボスの立て直しに「株式会社 刀」の協力を得る事になりました。

「憧れの異世界」をテーマに、他のテーマパークでは味わえない「憧れ」や「優越感」を感じることのできる施設に再ブランディングを図りました。

そして1年後の23年の9月には、コロナ前の業績に回復させる事に成功しています。

\ハロウィンイベント実施中/

森岡毅が回復させた企業6:イマーシブ・フォート東京(旧・ビーナスフォート)

「株式会社 刀」はお台場のビーナスフォート跡地に完全没入体験を売りにした「イマーシブフォート・東京」を誕生させました!

イマーシブとは「没入感」を意味しています。

従来の乗り物に乗るような受け身なアトラクションではなく、来場者本人が参加し『体験』していくという新感覚のテーマパークです。

今までにない新体験ができるということで、現在注目が集まっています!

森岡毅が回復させた企業7:農林中央金庫

日経クロストレンド

「株式会社 刀」は金融業界にも参入しています。

農林中央金庫の農林中金バリューインベストメンツ(NVICと協業をスタート。

投資信託『おおぶね』シリーズでは、わずか2年で口座数は7倍、運用規模を13倍に拡大しました。

また、商品広告をするに留まらず、長期投資の思想への共感の輪を広げる活動もしています。

「投資アレルギー」と言われる日本人の根深い課題解決にも取り組んでいるそうです。


現在進行形!森岡毅の関わる沖縄のJANGLIA(ジャングリア)とは?

森岡毅さん率いる「株式会社 刀」は2025年夏をめどに、沖縄県北部にテーマパーク『JUNGLIA(ジャングリア)』を開業します!

これはディズニーランドやUSJでは体験できない、大自然を活かした南国リゾート感をコンセプトにしたテーマパークです。

沖縄北部にある佐江界自然遺産「やんばるの森」周辺の60ヘクタールの敷地に、700億円規模の資金を投じて作られます。

  • 気球の遊覧体験
  • 恐竜が出現するサファリライド
  • 展望デッキ
  • スパ施設 など

まもなくオープン予定ですが、まだ全貌が掴めないJANGLIA!

数々のテーマパーク再生に携わった森岡さんが関わっているという事で、間違いなく面白い施設になると推測されますね。

今後の情報から目が離せません!

まとめ

この記事では日本を代表するマーケター・森岡毅さんの今まで手がけ、業績を回復させた企業やテーマパークをご紹介しました。

数々の有名企業の業績回復に尽力していることがお分かりいただけたのではないでしょうか!

2025年に沖縄にできるJANGLIAにも期待が高まりますね。

今後の森岡毅さんや「株式会社 刀」の活躍から目が離せません!

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